2020-07-09 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
米海軍はSPY6レーダーでありますので、米軍とのCECあるいはIAMDができるかどうかはやはり未知数と言わざるを得ません。これらの検討、情報開示にも更なる時間あるいは費用が掛かると私は認識しております。 次に、米軍との相互運用性の観点から質問いたします。 アショアの代替機能というものを考える際に、米軍の最新型DDG51、フライト3のイージス艦、これも参考にすべきと考えております。
米海軍はSPY6レーダーでありますので、米軍とのCECあるいはIAMDができるかどうかはやはり未知数と言わざるを得ません。これらの検討、情報開示にも更なる時間あるいは費用が掛かると私は認識しております。 次に、米軍との相互運用性の観点から質問いたします。 アショアの代替機能というものを考える際に、米軍の最新型DDG51、フライト3のイージス艦、これも参考にすべきと考えております。
このフライト3艦は、従来の艦に比べまして、対空レーダーを従来のSPY1からSPY6に換装することで探知能力を向上し、また最新のイージスシステム、ベースライン10を搭載して、CEC、共同交戦能力を備える、それから対空戦闘とBMDとの同時対処能力を備えるといった、そうした特徴を持っております。
同レーダーのイージス艦への搭載の可能性、戦闘機等への防空能力の有無、弾道ミサイルと防空能力、この同時運用能力の可能性、米軍のCECやIAMDとの相互運用性については可能でしょうか。
共同交戦能力、CECなど、自衛隊と米軍の情報共有を進めるもので、米軍による武力行使と一体化し、憲法に違反する現状を追認するものです。 四月一日、デービッドソン米インド太平洋司令官は、米軍の海洋プレッシャー戦略に基づく「優位性の奪回」と題された報告書を米議会に提出しました。
○本多委員 ということは、この二〇〇二年十一月二十一日参議院外防委員会での石破長官の、「このCECというものが入ってまいりましたときには、また議論は当然違ってくるのだろうと思っておりますが、」今は大丈夫だよということなんですね。遠山議員を安心させた発言。 その後、石破さんは続けています。
○河野国務大臣 CECは、データリンクと同様に、探知した目標に関する位置情報を共有するシステムです。データリンクに比べて共有するデータの更新頻度が高くなることから、従来のデータリンクによる情報共有システムとは質的な差という概念が生ずるとの石破防衛庁長官の答弁があったと認識をしているところでございます。
○本多委員 何でもかんでもけちをつけたいわけじゃなくて、このCECが、もう一隻のイージス艦も今度はCECを持つわけですから、日本の自衛艦同士でCECを使う、それも、日本が武力攻撃をされたときに使う、全然いいことだと私は思います。この能力をもって、しっかり専守防衛のために生かしていただきたいと思います。しっかりとこの能力を活用していただきたいと思います。
同じコスト増でも、敵の巡航ミサイルなどの位置情報を味方同士で共有できるCEC、これの付加は見送っている。これまでの政府の説明では、秋田、山口の配備自体には合理性を見出すことはできませんが、その上で、複数の艦船や航空機のレーダーを連動させれば、迎撃の範囲や対処のスピードが大幅に向上できることにはなります。
それから、今、イージス・アショアについては、あくまでも弾道ミサイルに対処するという能力を考えておりますので、先生御指摘のCECの搭載はしないということにしておりますが、仮に、将来、安全保障環境が大きく変わって、巡航ミサイル等にも対処しなければならないといったときの能力の拡張の可能性については、確保しておかなければいけないというふうに思っております。
○緑川委員 お尋ねはこれでしませんけれども、いずれ、さらなる費用負担、CECを含め、この後年度負担の問題もあります。装備品の選定の過程、その後の対応を見ても、まさに、日本はアメリカに言われるがままで、主体性に欠けていると言わざるを得ません。 国益を損なうおそれの大きい、さまざまな費用負担、役割の問題、重大なこのイージス・アショアの問題、また引き続き議論をしたいというふうに思います。
また、これを海上に置くべきではないかと川合さんおっしゃいましたけれども、そうなった場合には、CEC能力、中国の巡航ミサイルとかですね、に対する対応能力も含めて、IAMD化等も図られると思いますし、一度これ立ち止まるべきではないか。
今後、我が国は、「まや」型イージス艦に巡航ミサイル対処のための共同交戦能力、CECを付与、また、遠隔操作での迎撃ミサイル発射システムを含むF35のデータリンク機能の活用、さらには、二機以上の次期早期警戒機E2Dがネットワーク連携することによりステルス機を探知する等の能力を近い将来保持することが恐らく可能になるでしょう。
最後に、共同交戦能力、CECについてお尋ねがありました。 CECは巡航ミサイル等の対処能力向上を主眼としたシステムでありまして、弾道ミサイル防衛能力の向上のために導入するイージス・アショアに搭載する考えはございません。E2Dへの搭載は、対空ミサイルなど他の装備品等との関係も踏まえまして、効率的かつ効果的な取得方法を追求するため、機体の取得後に追加的に搭載する考えであります。
○篠原(豪)委員 CECは日本も独自システムの開発に乗り出していまして、それは何の違いがあるのかとかその目的は何なのかということも、これからそれは聞いていかなきゃいけないと思うんですが、最後に一問、北朝鮮についてお伺いします。最後です。
そこで、我が国がCECを導入した後の米軍との共同の運用につきましては、現時点で具体的に決まっているわけではありません。 その上で申し上げますと、CECは、射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾情報をリアルタイムで共有するシステムでございまして、CECに基づいて自動的に攻撃が行われるというわけではなくて、攻撃方法の決定や攻撃実施の対応は、実際に射撃する側が独自に行うものでございます。
○篠原(豪)委員 次に、CECについて伺います。ごめんなさい。ちょっと空中給油は時間の関係で済みません。 日米防衛協力を進めるに当たっては、大きな懸念事項が、今、共同交戦能力、このCECの運用です。 防衛省は二〇二〇年に、敵ミサイルの位置情報を味方のイージス艦や航空機と共有するシステム、共同交戦能力、CECの運用を始めるとしています。
そうだとすると、例えばステルス性能の高い作戦航空機に対するAAWの措置とか、あるいは極めて速い超音速のミサイル、こういったものに対処していくためには、私はCECというのは非常に効果的だと思うし、我が国が先ほどから話題になっているF35Aを装備する、まあBも分かりませんけれども、そういったときの能力の向上には私は極めて確かに大事だと思っています。
○国務大臣(岩屋毅君) 今後納入予定のE2D十三機のうち何機までそのCECを搭載するかは現在決まっておりませんけれども、この中期防期間中に検討を進め、適切な時期に予算措置を講じていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今先生御指摘のCEC、共同交戦能力でございますが、これは複数の艦艇や航空機に搭載することによりまして、それらの間で巡航ミサイル等の探知、追尾情報をリアルタイムで共有するという情報システムでございます。
○大野元裕君 是非、CEC能力等も含めて検討していただきたい。 そもそもの話で聞きますが、イージス・アショアは我が国防衛のためのものですか、それとも米軍の前方投射能力の一環ですか。
特に、F35Bであるとすると、将来的に、マッハ、すごく速い超音速のミサイル等に関して言えば、彼らの本来持っている、マドルというんですか、いわゆるCEC能力、こういったものがF35なら使えるはずだし、しかもF35Bに関して言えば、彼らはGBU28とか、あるいはJASSMとか、ああいったミサイル積むだけの格納庫持っていないですよね。つまり、より防衛的な航空機のはずなんですよ。
つまり、例えばですけれども、AAWモードのCEC艦を例えば置くとかですね、今までなかったものを我々は持っていかないと対応できないでしょうし、スホーイ35のようなステルスにしても、今度予算の方で出てきているE2Dにしても、二機上げないと対応できないですよね。
F35AもCもBもすばらしい戦闘機ではありますけれども、私は、まずそのステルス性、そしてまた共同交戦能力、CEC、先端に行って、E2D早期警戒機なんかと協力し合って相手の位置を探る、そして後方にある艦船から攻撃するという、そういうすばらしい能力を持っているわけですよ。
○国務大臣(中谷元君) CECとは、コオペレーティブ・エンゲージメント・キャパビリティーと申しますが、これはイージスシステム搭載護衛艦に搭載することとしている情報共有システムでありまして、CECというのは、これまでリンク11またリンク16と比べて共有するデータの更新頻度が高くなり、より精度の高い探知・追尾情報をリアルタイムで情報共有することによりまして、航空機、ミサイルといった経空脅威に対して部隊間
○国務大臣(中谷元君) 情報共有に関する憲法の整理でございますが、野呂田元防衛庁長官は、ある方向に方位何度何分、角度何度で撃てというような行為、これは憲法上問題が生ずる可能性があると答弁されておりますけれども、CECというのはあくまでも探知・追尾情報を共有するシステムでありまして、CECを介する米軍への情報提供は方位何度何分、角度何度で撃てというような行為とは全く異なるものでございます。
○国務大臣(中谷元君) CECといいますと、射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾情報をリアルタイムで共有をするシステムでありまして、このCECに基づいて自動的に攻撃が行われるというわけではなくて、このCECの情報に基づいて攻撃方法の決定、攻撃実施の対応、これを決定をするということでございます。
イージス艦については、BMD艦だけではなくてCEC艦もIAMD艦も空母もE2DもFA18も守ると大臣おっしゃったんですよ。限定的な集団的自衛権の行使じゃなくて、横須賀に配備されている船全部じゃないですかということは、大臣もそこまでお認めになったはずです。これで分かりやすい事例というふうに言えるとは私は思いません。
さらには、これらの船は、CEC艦というのは上を見ている船を守る能力が強いから、これについても一緒に守らなければいけない、こういう大臣の御答弁だったと思います。 なお、CEC艦で弾道ミサイル対処能力があるというのはIAMD艦というので、この多分三つとも守るということで、ちょっと確認ですが、三つとも我が方の自衛隊が守るということでよろしいでしょうか。
○国務大臣(中谷元君) CEC艦といいますと、これは巡航ミサイルとか、また対艦航空攻撃等に対処する共同交戦能力、これの機能を有する米軍のイージス艦は、射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾機能をリアルタイムで共有することによって、経空脅威に対して部隊間で共同対処、交戦することが可能となっているということでございます。
○大野元裕君 済みません、個別の状況は、大臣、前回の私の質問のときに、CEC艦はやると言って延々としゃべられたんです。個別の状況をおっしゃっているんです。しかも、政府が今出している例というのは、ホルムズとこのイージス艦と、前回日本人は必ずしも乗っている必要がないと大臣が答弁された、その三例しかないんですよ。だからこのイージス艦について聞いているわけで、具体的例で出してこられたんですからね。
それは、私、三枚目のところに書かせていただきましたが、CEC艦、これは大臣御存じでいらっしゃいますよね。例えばベースライン9Aを積んだチャンセラーズビルというCG62ミサイル巡洋艦がそうですけれども、これ、弾道ミサイル防衛ができる船ではありません。だとすると、この船についても守る必要はないということで、大臣、それはよろしいですか。
○国務大臣(中谷元君) このCEC艦の機能を有するイージス艦は、射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾機能をリアルタイムで共有することによりまして、経空脅威に対して部隊間で共同対処、交戦することが可能となっているもので、承知をしております。 BMD機能を有するイージス艦は、飛来する弾道ミサイルを大気圏外において迎撃することが、対処が可能であるということであります。
これはCECのシステム図であります。ノースロップ・グラマン社のホームページに載っているものです。お話があったように、イージス艦同士だけではなく、空母とも、そして航空機とも連携をするということで、図が載っているわけです。
○中谷国務大臣 このCECは、他の艦艇または航空機との間で射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾情報をリアルタイムで共有するシステムでございます。そのため、CECを搭載している米軍イージス艦と自衛隊のイージス艦との間での情報共有は可能でございます。
○中谷国務大臣 米海軍においては、艦艇や航空機のCECの装備化が進められております。 このCECというのは、射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾情報をリアルタイムで共有するシステムでございますが、CECに基づいて自動的に攻撃が行われるというわけではなくて、CECの情報に基づいて、攻撃方法の決定や攻撃事態への対応を米国独自に行うということになります。
○長島(昭)委員 これは、BMD対応艦、あるいはそのリンクされている、CECともいいますけれども、そういうシステムを搭載したイージス艦への攻撃、こういったものを考えていくんだろうということだと思います。
ただ、そういう本格的な軍拡が起きなくても、例えばさっきから話題になっていますけれども、早期警戒情報を得るために静止衛星を日本も欲しいなとか、それからデータリンクを充実させるためにCECというんですか、これを整備したいなというようなこととか、それからPAC3の数をもっと増やしたいなという、本格的な軍拡じゃなくてもかなり予算的に膨大に膨れ上がりそうな感じもしないんですが、その辺のお考えについて聞かせていただけますか
一九九七年一月一日からイスラエルは、中東地域を監視しているアメリカの早期警戒衛星の情報を、先ほどのCECと同じで、リアルタイムで見られるようになりました。つまり、彼らがこの地域、早期警戒衛星がどういう映像を見ているかをそのままダウンロードしてテルアビブで見られる状況を、契約を結びまして、それで見られるようになって、一分以内に探知できる。
あとは、行動が一体化するというのがありましたけれども、国会の質問でもあったかと思いますが、共同交戦能力、コオペレート・エンゲージメント・ケーパビリティー、CECと訳していますけれども、これは自衛隊のイージス艦にはありません。